2015年12月18日金曜日

「フィリピンは政策金利を4%に据え置き。」


フィリピン中央銀行は17日の金融政策決定会合で、政策金利を4%に据え置くことを決めたそうです。
内需が引き続き堅調な上、物価上昇率も低めで安定しているためで、据え置きは10回連続。比中銀のテタンコ総裁は同日、「地域の通貨はここ数週間で既に対ドルで売られており、さらに大きく下げないだろうと。
米国は今後緩やかに金利を上げると表明しており、新興国経済に対して建設的な行動を取るはずだ」と述べています。
 米利上げを受けてドル高・ペソ安が進む可能性があり、ある程度のペソ安は比経済にプラスに働くとみられています。
フィリピンは海外で暮らす人からの外貨送金が年間3兆円規模で、個人消費の原動力になっているので、ドル高が進めば送金はペソ換算で増えるため、消費を後押ししそうだとの予測です。






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