2016年6月29日水曜日

「大阪国際がんセンターが、民間企業と組んで医療ツーリズム」


西日本最大のがん治療病院、大阪府立成人病センターは、医療介護大手のシップヘルスケアホールディングス(シップHD)と提携し、年内をメドに「外国人がん患者」の治療を始めるようです。
成人病センターは来春、大阪城公園の西側(大阪市中央区)に移転して、最新鋭設備を導入し「大阪国際がんセンター」に改称。(うちの大阪事務所のすぐ裏です。)

大阪府は「日本一のがん治療拠点を目指す」(松井一郎知事)としており、外国人医師らを教育する国際交流拠点とも位置づけているようです。
シップHDは患者の滞在ビザ取得や専門通訳の派遣など幅広い医療関連サービスを担う子会社を持ち、中国やロシアからの患者らを日本の病院に年150人以上仲介しているとのこと。
成人病センターは大阪府が設立した地方独立行政法人、大阪府立病院機構が運営する自治体病院。自治体病院が民間企業と外国人患者の受け入れで提携するのは全国でも珍しいケースのようです。


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