2016年6月6日月曜日

「フィリピンの通信会社再編。インフラ整備が急ピッチ。」


先月30日。フィリピンの通信首位フィリピン長距離電話(PLDT)と2位のグローブ・テレコムが、サンミゲルの子会社を700億ペソ(約1665億円)で共同買収すると発表しました。

PLDTとグローブが買収するのはサンミゲル系通信会社ベガテレコム。両社は資金を折半して買い取り、2017年5月までの手続き完了を目指すとのこと。

巨額を投じての買収の狙いは、ベガテレコム社が持つ高速大容量の第4世代(4G)サービスに欠かせない「電波枠」のようです。

スマホ市場が急拡大するなか、12年に4Gサービス自体は始まっているものの、インフラ整備はまだまだ進んでいません。

この買収を機に、ネット環境の整備が進むことを願います。

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