2016年8月31日水曜日

「日本の財務省と国税庁は、租税回避策を指南する税理士に仕組みの開示を義務付ける方針。」


日本の財務省と国税庁は企業や富裕層に租税回避策を指南する税理士に仕組みの開示を義務付ける方針です。
租税回避地(タックスヘイブン)に資産を移すなど悪質な税逃れを把握する狙いで、成功報酬を受け取るなどした税理士に具体策を開示させ、拒んだ場合の罰則も設ける予定です。
租税回避のノウハウを提供する会計事務所やコンサルティング会社なども対象で、複数の基準を満たした場合に租税回避策を開示させる仕組みを検討しており、
基準としては
(1)租税回避によって成功報酬を受け取る
(2)納税額を減らすための税務上の損失を生み出す
(3)守秘義務がある 
などが浮上しています。

 9月に検討に着手し、2018年度からの実施を目指しているので、今年度がギリギリのタイミングですね。




2016年8月29日月曜日

「最近私が読んで、とてもとても面白かった本3冊をご紹介します!」


最近読んで、とてもとても面白かった本3冊をご紹介します。


1、「プライベートバンカー」 清武英利 著

舞台は、富裕層向けに金融サービスを提供するシンガポールのプライベートバンク。そこで働く、実在する日本人を中心に展開する出来事を描いたルポです。

2、「パナマ文書」 バスティアン・オーバーマイヤー他 著

実際に、情報を提供された記者本人が書いた本で、世界各国で翻訳され出版されたものです。情報を受け取ったメールのやり取りから生々しく描かれていて、読みにくいですが興味深く面白いです。

3、「税金亡命」 佐藤弘幸 著

2、とは全く逆の立場だった国税局の情報トージツに属した著者が、タックスヘイブンを利用して租税回避行為を行う富裕層との戦いを描いた良書です。


私が”税理士”だということもあり、これら3冊は非常に面白く読ませていただきました。

おすすめです。










2016年8月26日金曜日

「このサービス、マニラ出張時の強い味方になることは間違いありませんのでシェアします」



緊急にデータ処理をして日本に送る必要がでてきました。

外出中でしたので、喫茶店に入ろうかと考えていたとき、BGCに日系のレンタルオフィスがあることに気が付きました。

早々に電話して、「机の時間貸し」をしてもらえるか確認したところ、快くOKの返事をいただきました。

それも、とてもリーズナブルな金額です!

これは助かりますね。

無事、資料を作成しメールでお送りすることができました。

ネット環境は快適ですし、プリントアウトも可能です。


このサービス、マニラ出張時の強い味方になることは間違いありませんのでシェアしますね。

→ http://www.marimo-realestate.com/service/index.html




2016年8月25日木曜日

「フィンテック革命。 思っていた以上に動きが速いですね!」


地方銀行最大手の「横浜銀行」やインターネット専業銀行の「住信SBIネット銀行」など国内のおよそ30の銀行は、新たな「送金の仕組み」を来年3月以降、順次導入するようです。

その仕組みは、仮想通貨の取引に使われている最先端の技術を活用したもので、送金にかかるコストを現在の10分の1以下に抑えられるとのこと。

この仕組みを導入した銀行の間であれば、国内外で休日も含めて24時間、直ちに送金ができるということです。

フィンテック革命。
思っていた以上に、動きが速そうです。




2016年8月24日水曜日

「2016年11月9日に ” 海外ビジネスEXPO 2016 ” が開催されます」


2016年11月9日に日本最大級の海外ビジネス総合展「海外ビジネスEXPO 2016」が開催されます。

主催は、海外ビジネス支援プラットフォーム「Digima~出島~(http://www.digima-japan.com)」を運営する株式会社Resorz。

詳細は、以下のとおりです。

◆開催日:11月9日(水)10:00~19:00(入退場自由)
◆来場者規模:2000人予定
◆参加費:「事前申込み」もしくは招待券は無料(当日券は1000円)
◆運営主催:株式会社Resorz(海外ビジネスEXPO2016 実行委員会)
◆申込み方法:海外ビジネスEXPOの事前登録は、こちらのイベントページより。
https://www.digima-japan.com/event-news/expo2016




2016年8月23日火曜日

「セブ・パシフィック機内での心温まる話」


ドバイ発マニラ行きのセブ・パシフィック航空便の機内で先ごろ、乗客の女性が出産する出来事があったそうです。出産は予定日より5週間以上早かったといい、乗り合わせていた乗客の看護師2人が客室乗務員とともに介助にあたったようです。

ヘブンと名付けられたこの女の子の赤ちゃんに対して、ランス・ゴコンウェイ最高経営責任者(CEO)は、マイレージプログラムで100万ポイントを進呈すると発表しました。

「母子ともに健康であることを本当に喜ばしく思うとともに、運航乗務員と客室乗務員が最高のプロ意識と能力でこの状況に対応したことを称賛したい」とコゴンウェイCEOは述べ、「また、赤ちゃんが無事産まれてくるようボランティアで協力してくれた2人の看護師に心からの感謝を表明したい」と。

心温まるいい話ですね!




2016年8月22日月曜日

「フィリピン財務省が、相続税の減税(一律6%)を検討しています。」


フィリピンのドミンゲス財務相はこのほど、不動産相続税の減税を検討していることを明らかにしたようです。適正納税を促すのが狙いで、税率を一律6%に引き下げるとのこと。
現在フィリピンでは資産価値が20万ペソ(約43万4,000円)以上の不動産を相続する場合に相続税が課され、税率は5%、8%、11%、15%、20%の5段階です。
1,000万ペソ以上が最高税率となり、121万5,000ペソに加えて、1,000万ペソを超える分の20%が納税額となります。
ドミンゲス財務相は減税について、現行税制では課税が重すぎ、不動産所有者が死亡しても遺族が納税回避のため相続手続きを行わないケースが多いことから、税率の引き下げで納税を促進すると説明しているようですが、
税率を下げたら、相続税を払うようになるでしょうか・・・。



2016年8月19日金曜日

「フィリピン2016年4~6月期の実質国内総生産(GDP)伸び率は、前年同期比7%」


フィリピン統計庁が18日発表した2016年4~6月期の実質国内総生産(GDP)伸び率は、前年同期比7%でした。


市場予想(6.8%)を上回り、四半期ベースでは3年ぶりの高さとなったようです。

商業、不動産などのサービス分野がけん引し、前年同期の5.9%から加速。上半期(1~6月)は6.9%となりました。


GDPの7割を占める個人消費が7.3%伸び好調で、5月の大統領選挙に絡む消費も活発だったようです。





2016年8月18日木曜日

「ワンハンドレット・・・・・、フィフティーン~」


雨季のフィリピン。

連日、雨が降っています。

先日、傘を持たずに食事にでかけたところ雷雨になりました。

雨宿りしていると、小さな男の子が傘を売りにきました。

「ワンハンドレット」というので、100ペソ払おうとすると、

「ワンハンドレット・・・・・、フィフティーン~」とニコニコしながらお決まりのパターンで笑わせてくれます。


兄弟でしょうか。小さな妹2人も一緒です。

ビショビショになりながらも、なぜかとても楽しそうです。


1本買いました。

紫色の花柄のものです。。












2016年8月17日水曜日

「ドゥテルテ大統領による経済政策 ” ドゥテノミクス ” 」


フィリピンの証券関係者の間で、「ドゥテノミクス」という言葉が使われ始めたようで、さらなる経済成長が見込めるのではと、期待が高まっているそうです。

代表的な指標であるフィリピン証券取引所総合指数(PSEi)も過去最高値を更新する勢いで、
新政権が6月後半に発表した以下の10項目の経済政策が評価されている事が理由のようです。

1.アキノ政権の財政、金融、貿易などマクロ政策の継承

2.法人税引き下げや徴税強化などの税制改革
3.外資誘致のための出資制限緩和、地方の活性化
4.インフラ支出を増額、官民パートナーシップを活用
5.農業や中小企業の生産性向上、地方の観光促進
6.土地所有制度の改革
7.人材開発、教育システムへを充実
8.科学技術の促進
9.低所得層向けなどの社会保障の充実
10.避妊を認める「家族計画法」の徹底による貧困層削減



実行力のあるドゥテルテ大統領、やりそうな気がしますね。




2016年8月16日火曜日

「UberとGrabtaxi、どちらを使っていますか?」


UberとGrabtaxi。

どちらも東南アジアで展開する配車サービスですが、皆さんはどちらを使っていますか?

私はUberとの相性があまりよくないようです。

ブルゴス付近からアモルソロまでUberのメーターが300ペソだったりするので、最近はGrabtaxiにしています。

Grabtaxiは、Uberのような高級車ではなく普通のTaxiが登録しているので、乗り心地はよくありませんが、今のところトラブルもなく便利に使えています。

ソフトバンクがGrabtaxiに約300億円を出資したことが話題になりましたが、今後ますますの改善に期待しています。






2016年8月15日月曜日

「リオ五輪でフィリピン代表選手の銀メダルが話題ですが・・・、」


今回のリオ五輪では、フィリピン代表の女性重量挙げ選手が、20年ぶりに銀メダルを獲得して話題を呼んでいます。フィリピン初の女性メダリストで、さらにボクシング以外の競技でも初のメダルのようです。

まさにフィリピンにとって、歴史的なオリンピックとなり、帰国した選手はさっそく政府から500万ペソ(約1000万円)の報奨金を受け取り、さらにドゥテルテ大統領が200万ペソを追加したようです。次のオリンピックを目指す若者たちの励みになるに違いありませんが、

その一方で20年前のアトランタ五輪で、銀メダルを獲得したボクシング選手が、いまだに政府から報奨金を全額受け取っていないことも話題となっているようです。。





2016年8月12日金曜日

「来年1月マニラ開催のミスユニバースがイスラム国の標的に・・」


マニラで来年1月に開催されるミス・ユニバース世界大会が、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の関連組織によって爆弾攻撃の標的にされていることが明らかされました・・・。
 米テロ組織監視団体「SITEインテリジェンス・グループ」が監視対象としているソーシャルメディアのIS系チャンネルに8日、
来年の「ミス・ユニバースを狙った爆弾の製造」方法を示した動画が投稿されたそうです。動画は、自爆用ベルトの作り方を示したものとみられています。
 フィリピン観光当局は、攻撃予告を「深刻に受け止めている」としながらも、準備は予定通り進めていく方針を明らかにしています。

見過ごせない情報ですね。。
頭の片隅に覚えておく必要がありそうです。



2016年8月11日木曜日

「パソナグループ、早ければ11月からフィリピン人による家事代行サービスを開始」


人材サービスのパソナグループは先月27日、フィリピンから人材を受け入れるハウスキーピング事業を神奈川県で開始すると発表しました。

同日付で神奈川県から事業認可を受けたもので、早ければ11月からフィリピン人による家事代行サービスを県内で展開するようです。

日本で外国人のサービスを普及させることで、家事労働を軽減して、共働きなど女性の就業促進につなげることが狙いのようで、3年後に1000人体制を目指すとのこと。

パソナのほかダスキン、保育大手ポピンズ(東京都渋谷区)のが神奈川県から認可を受けたそうです。




2016年8月10日水曜日

「無犯罪証明書の有効期限が過ぎてしまうので、、」


1760米ドルを、1760ペソと勘違いして延期になっていたSRRVビザ。

こんどはちゃんと用意してPRAに行きました。

ですが、こんどは送金先の銀行からの証明書がPRAに届いておらず、またまた手続きを進めることができませんでした。。

もうすこし時間的に余裕がないと、いろいろと面倒ですね。。

もともと時間に余裕がある退職者のためのビザなので、致し方ないのかもしれませんが・・・。


時間的に少し余裕のある10月を予定していることを告げると、無犯罪証明書の有効期限が過ぎるので、再取得が必要とのこと。。


神様が、取得するなと言っているような気がしてきました・・笑。

自分で手続きすると、時間かかりますがとても勉強になりますね。


2016年8月9日火曜日

「” エドサ通り " から乗り合いタクシーを追放」


フィリピン陸上交通許認可規制委員会(LTFRB)はマニラ首都圏で運行する乗り合いタクシー「UV Express(ユービー・エクスプレス)」の「Edsa(エドサ)通り」への進入を7月30日より禁止しました。

ドゥテルテ新大統領は渋滞の緩和解消を公約としており、就任1カ月で矢継ぎ早に対策を打ち出していますが、

今回の措置もそのひとつと言われており、マニラ首都圏で最も渋滞が激しく経済に影響を与える南北交通の大動脈「エドサ通り」から乗り合いタクシーを追放したと見られています。

今後のスカイウェイ、鉄道、地下鉄など、早期の着工が望まれますね。

→ マニラ経済新聞 http://manila.keizai.biz/headline/275/




2016年8月8日月曜日

「フィリピン人の英語教師28人が、日本に向けて出発しました。」


フィリピン人の英語教師28人が、7月末に日本に向けて出発しました。2学期から、小・中・高で指導補助として働くことが決定。

約200人の応募の中から選抜された28人が、7月21日の説明会を受けて来日し教壇に立ちます。

外国青年招致事業(JETプログラム)によるもので、今年度は世界中から約1800人が招待され、地方自治体などで働く予定のようです。

アメリカからが約1000人と最も多く、その大半が英語補助員というこのプログラム。

これまで対象国になっていなかったフィリピンですが、2年前に試験的に導入し、今年度から本格的に対象国となったようです。

本当に皆さん英語が堪能なフィリピン。学ぶところは多いと思います。







2016年8月5日金曜日

「フィリピンの "リゾート型APECO特別永住権 " をご存知ですか?」


フィリピンの永住権といえば、退職庁(PRA)の特別永住権(SRRV)スマイルやクラッシックが有名ですが、

リゾート型の「APECO特別永住権(APRV)」というものがあることをご存知ですか?


ルソン島中部の東海岸に位置するオーロラ特別経済特区にて、フィリピン政府とオーロラ州が取り組む大規模なリゾート開発が進められていて、

新空港、リゾートホテル、コンドミニアムをはじめ、管理棟や太陽光や風力などの自然エネルギー施設をも建設するプロジェクトです。

このプロジェクトに参加する形で永住ビザが発行されるというものです。

特徴的なのは、このリゾートの会員権がついてくることです。
(年間最大60日の無料宿泊、転売も可能)

永住権と会員権が取得できるので、住むのは別の場所にして、年間60日はこのリゾートで過ごすという使い方ができるわけですね。

プロジェクト参加費用は、20000米ドル、登録料75万円、年会費7500円、更新5年となっています。


詳細について知りたい方は、資料を差し上げますのでお気軽にお問合せ下さい。




2016年8月4日木曜日

「今後10年でフィンテックにより銀行の売上が40%、利益は60%減少する。」


アメリカでは、フィンテックのベンチャーが多数決済システムを構築し、安価な国際送金サービスを構築しているため、銀行では送金手数料を10分の1に下げざるを得なくなったそうです。


マッキンゼーは、今後10年でフィンテックにより銀行の売上が40%、利益は60%減少すると予想していますが、本当にそんな気がしてきます。

私も日本では三菱東京UFJを使っていますが、ネットバンキングを使用して入出金をしていると毎月の手数料がとても高いので、もう使わない方向で手続きを進めています。


「ペイパル」がアメリカで上場して、時価総額が6兆円。

みずほフィナンシャルグループと、ほぼ同規模だというのですから驚きです。








2016年8月3日水曜日

「 " 日系製造業の注目度高まるフィリピン" 日本総研のトピックスに注目記事 」


日本総研のマンスリートピックスに注目記事。

近年、製造拠点・消費市場としての高い魅力や安定的な経済成長などから日系製造業のフィリピンへの注目度が高まっているとして、今後も注目を維持できるか否か、ドゥテルテ新政権の手腕が期待されるとまとめています。

国際協力銀行の「わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査報告」の中期的有望事業展開先国・地域をみると、同国が有望事業展開先であるとする回答率は、2012年度の4.1%から15年度には11.5%に上昇し、15年度の順位は8位となったようです。

日本総研 アジア・マンスリー 2016年8月号
 https://www.jri.co.jp/page.jsp?id=28884




2016年8月2日火曜日

「大阪府による、フィリピン工業団地進出支援策の内容」


今年に入り、大阪の松井知事が直接フィリピン入りしてPEZAと提携するなど、大阪府は府内の中小企業のフィリピン進出を積極的に支援しています。

大阪府のフィリピン進出支援の担当者の数も、昨今増やしたそうです。


先日その具体策の1つを入手することができたのでご紹介します。


「ファーストフィリピン工業団地のフィリピン進出支援」

支援内容

・ 貸工場スペースの優先提供

・ 管理費 初年度無料

・ 常駐の日本人スタッフによるサポート


となっています。

特定の工業団地と提携しているわけではないとのことなので、他の工業団地でも同様のサポートは受けられると思われます。

担当部署は、大阪府商工労動部 国際経済交流促進グループです。





2016年8月1日月曜日

「フィリピンのラモン・マグサイサイ賞、日本の青年海外協力隊が受賞。」


フィリピンのラモン・マグサイサイ賞財団は27日、「アジアのノーベル賞」と呼ばれるマグサイサイ賞を、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊など3団体と、個人3人に授与すると発表しました。
 財団は授賞理由で、青年海外協力隊の活動を「平和と国際的な結束に資する、真の礎を築いた」と評価した。授賞式は8月31日にマニラで行われます。
JICAによりますと、青年海外協力隊は1965年に始まり、ことし6月末までに88カ国に4万1604人を派遣。
 賞は、在任中の57年に飛行機事故で死亡したフィリピンのラモン・マグサイサイ大統領にちなみ、58年から授与が始まったそうです。