2016年8月22日月曜日

「フィリピン財務省が、相続税の減税(一律6%)を検討しています。」


フィリピンのドミンゲス財務相はこのほど、不動産相続税の減税を検討していることを明らかにしたようです。適正納税を促すのが狙いで、税率を一律6%に引き下げるとのこと。
現在フィリピンでは資産価値が20万ペソ(約43万4,000円)以上の不動産を相続する場合に相続税が課され、税率は5%、8%、11%、15%、20%の5段階です。
1,000万ペソ以上が最高税率となり、121万5,000ペソに加えて、1,000万ペソを超える分の20%が納税額となります。
ドミンゲス財務相は減税について、現行税制では課税が重すぎ、不動産所有者が死亡しても遺族が納税回避のため相続手続きを行わないケースが多いことから、税率の引き下げで納税を促進すると説明しているようですが、
税率を下げたら、相続税を払うようになるでしょうか・・・。



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